リフォームで小さい窓に交換すると断熱性が高まる?
2022/04/21
リフォームで窓を小さい窓に交換すると断熱性が高まる?
気をつけなければいけないことも。
現在建っている新築住宅などを見て、随分窓が小さいんだなぁ、と思われる方も多いのではないでしょうか。勿論掃き出し窓といって、外に出られるような大きな窓もついていますが、その他の窓は結構小さめが多いです。それは、ただ単に流行り、だからだけではなく、それなりに意味があるのです。まず、壁が多い方が、耐震上も強いです。それと、断熱性の点から見ても、意味があります。熱の出入りは、窓などの開口部からが最も大きなウェイトを占めますので、窓が小さい方が、効率が良いのです。ですので、家全体のリノベーションやリフォームをする場合も、窓を小さくすることは結構ございます。古いお家ですと、暑い、寒い、といったお悩みが多いです。最近人気なのは、縦長のすべり出し窓などです。見た目にも、新しい感じがします。ただ気をつけなければならないのは、採光の問題です。今まで大きな窓だったところが小さくなると、光の取り込みが小さくなるからです。部屋の面積に対して、最低限設けなくてはいけない窓の面積もあります。リフォームではその辺を考慮しないで工事してしまう場合もあるかもしれませんが、私達はその辺りの計算もきちんとふまえて設計施工しますので、ご安心下さい。