寝室からのウォークインクローゼットは収納にとても便利です

リノベーションを依頼されるお客様のご家族の形態は、時代と共に変化していると感じています。ほんの数年前までは、リタイアする一歩手前か、リタイヤ世代が、これからの暮らしを快適に、という理由でご依頼して下さるケースが多かったのですが、段々と変わってきました。例えば、親御さんからお家を譲り受けた単身世帯の方、とか、親御さんと同居されている現役世代の方、とかです。ですので、依頼者の年齢層が以前より下がってきているかもしれません。今後益々このようなご家族形態が増えてきたり、多様な暮らし方が出てくるのではないかと思っております。批判とかではなく、単なる、日本の時代の変化の現象です。譲り受けたお家がある方は、そのお家を生かして、リフォームして住み続ける、という選択も、とても素敵な選択だと思います。お家はきちんと手を入れていけば、長く住めるからです。

ご家族の形が変われば、変化に合わせてプランニングすれば、心地良いお家ができます。

最近ご依頼頂いた方も、親御さんとご同居の方でした。２階はご自身が生活する場所、１階は主にお母様の生活動線と決め、プランニングしました。ですので、２階はほぼ一部屋にしてしまって、あとは、約６帖の広いウォークインクローゼットをプランニングしました。ウォークインクローゼットは４畳あればかなり広々使えますが、絶対に取れない壁がありましたので6帖になりました。６帖あると１つの部屋のような広さがあります。ハンガーパイプや枕棚をつけるほか、箪笥なども置けます。ウォークインクローゼットが寝室から続いていると、とても便利です。

２階をほぼ一部屋として使えるなんて、とても贅沢な広さです。１２畳以上ありますからね。工事はこれからですが、こちらもとても楽しみになってきました。