耐震改修をする際、瓦屋根の葺き替えは必須かどうか。
2022/05/24
耐震改修をする際、瓦屋根の葺き替えは必須?と思われるかもしれません。
瓦屋根は重いので、耐震上は不利と言われています。
なので、軽いものに葺き替えた方が勿論良いのですが、
そこまで大がかりなやり方は嫌だと思われる方もいらっしゃいます。
耐震補強の改修案は、瓦屋根を葺き替えないバージョンも作ることができます。
その分、家の中の補強は強くしてバランスを取ります。
大切なのは、きちんとした計算に基づき、改修することです。
たまに、他社で話を聞いてきたというお客様から、耐震に関しては、金物などで補強しておきますと言われました、と伺う事がありますが、それは実は危険です。職人さんの現場の経験をもとに、ただ単に”勘”任せに施工すると、全体の強さのバランスが崩れて、逆に耐震上弱くなってしまうこともあるからです。
大がかりなリフォームをする時は、アイライフでは耐震診断と改修をすすめておりますが、
この辺りのことは、きちんとした調査と計算をもとに、改修しております。
アイライフでは(財)日本建築防災協会の「木造住宅の耐震診断と補強方法」の一般診断法に基づいた「木耐博士S」による診断を行い、改修案に基づき施工致します。
大きなお金をかけてリノベーションするからこそ、大事なことは、すすめております。
屋根工事専門店なども最近は増えてきて、瓦屋根をふき替えて軽い鋼板にすればお家が安全になりますよ、などと謳っています。確かにそれも間違ってはいませんが、せっかく改修するならば、耐震計算も行ったうえでその計算に基づき根拠ある工事をする会社に依頼する方が、賢明かもしれません。