お家の断熱性能はどれぐらいかご存知ですか?
2023/02/28
皆様は、ご自宅の断熱性能をご存知でしょうか。
日本の住宅の省エネルギー性能を示す基準として、国の住宅性能表示制度に基づく「断熱等性能等級」があります。最近の新築住宅は高断熱で、新築戸建住宅は80%超が省エネ基準(等級4)に適合していますが、既存住宅(5000万戸)の多くは等級3以下、無断熱の住宅も約30%あるそうです。※
※新築住宅は令和元年時点、既存住宅は平成30年度時点の数字です。
2025年の4月以降は、断熱性能等級4以下の新築住宅は建てられなくなります。2022年6月に成立した省エネ改正法により、すべての新築住宅に断熱等級4以上の適合が義務付けられます。日本における新築住宅では、益々断熱性能の高い住宅が増える事となります。
皆様の既存の住宅の断熱性能はどれぐらいですか?
等級1や2のお宅もございます。
既存住宅の断熱性能(2018年時点)をざっと築年数的にまとめてみますと、
等級1 昭和55年基準に満たないもの 30%
等級2 昭和55年基準 37%
等級3 平成4年基準 22%
等級4 平成28年基準 UA値0,87 11%
となります。
出典:国土交通省「第1回 脱酸素社会に向けた住宅・建築部の省エネ対策等あり方検討会」説明資料より
リノベーションでも等級を上げるような工事をしよう
築年数の古いお家ですと、等級1~3ぐらいのお宅も結構あるわけです。でも、昔は断熱の知識もなかった時代ですので、ある意味仕方がない事です。知識や技術は時代と共に上がっていくものです。
新築住宅において2025年に断熱等級4以上が義務化されるならば、既存住宅のリノベーションでも、等級4以上の性能にしてみませんか?
壁断熱、床断熱、天井断熱、窓の性能向上アップ、等で、等級4以上、又はそれ以上の等級レベルに上げる事が可能です。お家全体のリノベーションをする際は、時代から遅れを取らないようなリノベーションをした方が絶対に皆様もご満足されると思います。今後も今の家に、長く安心して快適に暮らしたい、そのためのリノベーションがしたい、と、ご検討中の方は、断熱性能アップも視野に入れて頂く事をお勧めします。
また、アイライフでは省エネ計算ソフトに基づいて、等級4,5,等をご提案できますので、なんとなくではなく明瞭にご提示致します。実際、等級アップされた方からは、実感としても、”冬、家の中があたたかくなった、エアコンの効きが良い、朝起きるのも楽になった”、とのお声を頂戴しております。
入間市、所沢市、狭山市、飯能市でリノベーションをお考えの方は、是非アイライフにお声がけ下さい。